先月発売されたこの本を読んで、私はお片付けスイッチが入りました。
その時の記事はこちら。
『「何もない部屋」で暮らしたい』を読んで、お片づけスイッチON~キッチン編 – シンプルライフで楽に楽しく
『「何もない部屋」で暮らしたい』を読んで、お片付けスイッチON~衣類編 – シンプルライフで楽に楽しく
先週末に私の両親が泊まりに来たので、この本を見せました。
シンプルともミニマムとも縁のない両親の反応は、意外なものでした。
母親の反応
押しつけがましくならないように、軽い感覚で
「最近買ったこの本に出てくる部屋、とてもスッキリしてるんだよ~」
と言って見せました。
朝食の前であまり時間がなく全ページは読めませんでしたが、母は真剣に見ているようでした。
母の感想です。
- モノを捨てるとスッキリする
- なるべくモノを買わないようにしているつもりだが、お店へ行くといいなと思い欲しくなる
私は、
「そうだね~スッキリするよね!」
「でも、お店で見ると欲しくなっちゃうよね~」
と言いつつも、母の口から
これから(片付ける)
とか
そのうち(片付ける)
といった、これからの行動につながる言葉が出てこなかったのが気になりました。
やっぱり”本(=理想) と 自分の家(=現実) は別物”と考えているのかな…と思っていると、後日メールが来ました。
○○(私の名前)さんが買った本にあるように、気持ちも持ち物もすっきりとした生活ができるように、楽しみながら心がけていきたいと思う。
心がけていきたいと思うという、前向きな言葉が出てきたので少し安心しました。
行動につながることを期待します。
父親の反応
目立つように本をダイニングテーブルの上に置いてあったことが功を奏したのか、父も本をパラパラと見ていました。
(父は興味ないだろうと思っていたので、内心ガッツポーズです。笑)
私が、
「この本、どう?」
「こんな家、いいよね~」
と声をかけた時の父の感想です。
- 理想だけどなかなか
- 掃除が楽そう
- 掃除をする時にモノをどかせたり(=移動させる)、片付けるのに(掃除全体の)労力の1/3~1/2を使う
父は仕事をしておらず、実家では掃除と洗濯は父の担当なのです。
実際に掃除をしている人ならではの回答でした。
(少し前に、ルンバのようなお掃除ロボットを買ったようですが)
私が、
「やっぱりモノがないと、掃除が楽だよね~」
と返事して、会話が途切れたかなと思っていると…
父:「ところでこの本、まだ新しいな。」
私:「うん。先月23日に発売になったばかりだよ。」
父:「ん?11月6日発行とあるけど。」
!?
本の最後のページを見ると、確かに2015年11月6日 第1刷発行とありました。
父:「書類上の関係かな…」(ぶつぶつ)
え~! そこが気になる??
確かにズレはあるけど…
自分の親でも予想外の反応でした。
同じ本を見ても、人の反応はそれぞれですね。
本を読んで両親にはお片づけスイッチがすぐに入らなかったものの、何かしら心に残るものがあったようです。
私もまだ読みたいので、今回は貸すことができませんでした。
年末に帰省する時に持って行きたいと思います。
あと1か月半あるので、実家が少しでも変わっているとよいのですが…
以上、(今のところ)ミニマムとは縁のない両親の反応でした。