そろそろ蛍の季節ですね。
我が家の近所では、毎年蛍を見ることができます。
先日、息子とのやり取りで登場した蛍に関する話題をひとつご紹介します。
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息子はペンやマジック類が大好きです。
そのため、我が家ではペンの消費が激しいです。
息子が蛍光ペンで文字を描いていたので、
蛍光ペンの「蛍光」は、漢字で「蛍(ホタル)」の「光(ヒカリ)」と書くんだよ
と教えたところ、息子はいきなり部屋の電気(電灯)を消してしまいました。
夜なので真っ暗になりました。
私:「何で電気を消すの?」
息子:「ホタルの光みたいに、暗いところで字が光ると思った」
びっくりです。
でも「蛍光」という漢字を素直にとらえると、息子の言い分にも納得です。
せっかくなので、ホタルの光と蛍光ペンについて調べてみました。
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「蛍光」をgoo辞書で調べますと、
1 蛍の尾部から発する光。ほたる火。2ルミネセンスの一種。光あるいはX線・陰極線その他の放射線を当てられた物質から発する光あるいは放射線。当てるのをやめるとただちに消える。
◆ホタルの光
ホタルの光も、原理は化学反応による発光(ケミルミネセンス)です。
こちらのサイトに、ホタルの光についてわかりやすい説明がありました。
警察の捜査に出てくるルミノール反応も、化学反応による発光です。
ホタルの光の英訳は “the glimmer of a firefly”、
歌の「蛍の光」の英訳は “Auld Lang Syne”、スコットランド民謡です。
◆蛍光ペン
蛍光ペンの原理は、光による発光(フォトルミネセンス)です。
光(電灯)を消したら発光しません。
ブラックライト(UV光)下ではより強く発光するそうなので、試してみたいです。
ちなみに、蛍光ペンは英語で “a highlighter”です。
母はひとつ賢くなりました。