昨日より、こちらの本の中から厳選した40フレーズをご紹介しています。
今回は後編として、残り20フレーズをご紹介します。
前編の20フレーズの記事はこちら。
→覚えておきたい!コミュニケーションに役立つ大人のフレーズ40選~前編 – シンプルライフで楽に楽しく
励ましのフレーズ
21
失敗しないように気をつけて
↓
いつも通りのびのび力を発揮できますように
言葉は言葉通りの現実を運んできます。相手を応援するときには「緊張しないで」より「いつも通り」を。「失敗しないように」より「うまくいくように」を心がけましょう。
脳は否定形を理解できず、「失敗しないように」と言われたら「失敗」にフォーカスしてしまうと聞いたことがあります。
マイナス言葉はプラス言葉に変換ですね。
22
後で反省しないように
↓
思い残すことのないように、がんばって
言葉たくさん知っているほど得をします。「あと少し、力をふりしぼって」「最後まであきらめないで」「自分を信じて」など。思いっきり、堂々と、励ましの言葉を贈りましょう。
こちらも「失敗しないように」と同様ですね。
語彙を増やしたいです。
23
健闘を祈ります
↓
よい結果につながりますように
仕事でもプライベートでも、成果や幸せを願っておまじないの言葉をしたためると、本当に現実になる気がしてくるから、不思議なものです。
頑張る”過程”よりも、ゴールである”よい結果”に目を向けるのですね。
ねぎらいのフレーズ
24
来週はもっとがんばりましょう
↓
今週もおつかれさまでした。よい週末を
いつもの「おつかれさま」に「よい週末を」とワンフレーズをプラスすると、週末が充実したものになるよう魔法がかかるから不思議。「よい夏休みを」「よい休日を」などもつかえます。
意識していませんでしたが、このブログの最後のあいさつ「今日もよい1日でありますように」も当てはまるのではないでしょうか。
魔法の言葉になれたらうれしいです。
褒めるフレーズ
25
するどいですね
↓
目のつけどころがいいですね
後輩から提出してもらった企画書などを見て、視点の斬新さやセンスのよさを褒めるときの言葉です。ほかに「よく気がつきましたね」「秀逸だと思います」など。
「するどい」は確かに褒め言葉ですが、”ナイフが鋭い”のように少し怖いイメージもありませんか?
「目のつけどころ…」のほうが私は好きです。
26
いい人ですね
↓
同じ女性として憧れています
同性の先輩を褒めるときに、「同じ女性として憧れています」「同じ男として尊敬しています」などの言葉で敬意を伝えると、相手にさらに喜ばれるでしょう。
私は言われたことがありません(と思います)が、言われたら間違いなくうれしいです。
27
素敵ですね
↓
エレガントで女性らしい商品ですね
「物」を表現するときに言葉のバリエーションを増やしましょう。よくつかいがちな「素敵な(かわいい)」以外にも、「エレガント」「女性らしい」といった言葉を覚えておくと、表現の幅が広がります。
庶民的な生活をしているせいか、「エレガント」は普段の会話で使う機会がありません。
さらっと使えるといいですね。
気づかうフレーズ
28
暑く(寒く)なりますね
↓
季節の変わり目ですから、ご自愛ください
ほかに「だんだん暑く(寒く)なりますから」「風邪がはやっているようですから」など、その時季に合わせて言葉を選びましょう。
恥ずかしながら「ご自愛ください」は、アラフォーになってから知った言葉です。
これから使えるようにしたいです。
贈り物に添えるフレーズ
29
つまらないものですが
↓
心ばかりのものですが
「つまらないもの」という表現では、少し恐縮しすぎだと感じます。ほかに、「気持ちばかりのものですが」「ささやかではありますが」「ほんの気持ちですが」などの書き方もあります。
謙遜は日本ならではの文化で、もちろん言葉通りではありませんよね。
でもやっぱり「つまらないもの」は、贈り物を選んだ時の相手を想う気持ちや、物そのものに対して失礼な気がします。
「ほんの気持ちですが」が私は好きです。
30
お返しは気にしないでください
↓
もらってくれたらそれでうれしいので気にしないでください
贈り物をした相手に「お返しをしなければ」と気をつかわせないためのフレーズです。
自分が好きで贈り物をするので「もらってくれたらそれでうれしい」という気持ちを、そのまま伝えればよいのですね。
幸せを伝えるフレーズ
31
会えたらいいですね
↓
お会いできる日を楽しみにしています
当日の期待が高まるのはもちろん、こうしたフレーズをしたためると、相手にも楽しみにしてもらえます。
「お会いできる日…」のほうが、実際に会うイメージがしやすいですね。
32
順調だといいですね
↓
実り多き季節になりますように
ほかに「幸せ色に染まる春になりますように」「思い出深い夏になりますように」「心温かな冬を過ごせますように」など。
「実り多き…」は、私はすぐに出てこない言葉です。
使えるように頑張ります。
感動を伝えるフレーズ
33
やばい、うれしすぎ
↓
うれしくて、つい○○しすぎてしまいました
うれしさのあまり、ついやりすぎてしまうことがあります。反省しつつも、やはりそのうれしさを伝えたいときのフレーズです。「うれしくて、つい長居してしまいました」「楽しくて、つい飲みすぎてしまいました」など。
アラフォーの私はさすがに「やばい」は使いませんが、「うれしくて、つい」は覚えておきたいです。
34
私もうれしいです
↓
これまでのがんばりを知っているだけに、私も胸がいっぱいです
努力が実った相手に贈る言葉です。今日までの労をねぎらい感動を伝えることで、さらに輝かしい成果になります。
「胸がいっぱい」、よい言葉ですね。
35
いろいろ調べています
↓
夢中になって調べています
興味がある分野について新たな刺激を受けると、それをきっかけに知識欲がどんどん湧いて出ることがあります。わくわく感が伝わります。
子供の頃に比べて大人になると「夢中になる」ことが少なくなりますよね。
今の私にとって、ブログは夢中になっていることの1つです。
抱負・意気込みを伝えるフレーズ
36
もっとがんばります
↓
より一層、がんばります
設定した目標に対して、その結果を出せなかったときなどにつかいます。「次回こそ、よい結果を出せるよう、より一層がんばります」など。
「もっと」より「より一層」のほうが、大人の感じがします。
37
何かあれば、ご連絡ください
↓
不都合があるようでしたら、遠慮なくおっしゃってください
こちらの希望を伝えたあとに「遠慮なくおっしゃってください」と添えることで、相手の言い出しやすい状況をつくりましょう。
「遠慮なくおっしゃってください」と言われると、言い出しやすくなりますよね。
好感度がアップするフレーズ
38
私もがんばります
↓
私も○○さんのようにがんばろうと思います
「○○さんのように」というフレーズで相手を慕う気持ち、尊敬の念を表現できます。
「○○さん」と名前を呼ばれると、相手との距離がぐっと縮まる感じがします。
39
いい人ばかりですね
↓
ほかのみなさんもいい人ばかり。
○○さんのご人徳ですね
相手の人柄だけでなく、まわりの人を褒めると喜ばれます。なかでも、企業の経営者や管理職に就く人に対しては、「優秀な社員(部下)が揃っていますね」などど社員を褒めるのも◎。
直接相手を褒めるのが照れくさい(恥ずかしい)時は、まわりの人を褒めるのもいいですね。
40
緊張します
↓
なんだかわくわくします
初めてのことや大きな仕事を前にすると、緊張で気持ちが高ぶることがあります。わくわくする気持ちは伝染します。「緊張」より「わくわく」を。
「緊張 → わくわく」ですね。
頭の中で変換するようにします。
いかがでしたか?
以上、後編の20フレーズでした。
長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
2日にわたり計40フレーズをご紹介しましたが、これで1割です。
役立つフレーズ満載の本書を、よろしければチェックしてくださいね。