2月に北海道へ流氷を見に行きました。
今回は2つの流氷砕氷船である、おーろらとガリンコ号を紹介しますね。
旅の行程
2泊3日で網走と紋別へ行き、流氷砕氷船2つとJR北海道の流氷ノロッコ号に乗りました。
旅行は個人手配、飛行機はANAマイルを使って中部国際空港(セントレア) → 女満別空港を利用、網走で2泊しました。
網走ー紋別間は108キロ、バスで約2時間かかります。 北海道は広いですね。
小1息子が好きな乗り物づくしの旅行でした。今回は流氷砕氷船をご紹介しますね。
北海道の流氷砕氷船は2つ
氷を砕きながら進む流氷砕氷船は、網走のおーろらと紋別のガリンコ号があります。
- おーろら → 世界初の流氷観光砕氷船。南極観測船「しらせ」同様、船の重みで氷を砕く
- ガリンコ号 → 船首にあるスクリュー状のドリルを回転させてで氷を砕く
網走・おーろら
セントレアをお昼過ぎに出発、女満別空港へ15時前に到着しました。到着してすぐに寒さよりも、雪の多さに驚きました。
空港→網走中心部はバスで約30分です。
おーろらは道の駅(流氷街道)から出港します。
おーろらは2隻あり、4月末~10月末は知床観光船として運行しています。今回乗船したのは「おーろら2」です。
16時半のサンセットクルーズで出港しました。
港には大きな雪だるまがありました。
道東は陽が沈むのが早いですね。
港には氷は全然なく、しばらく進むと薄氷が見えてきました。
氷はだんだん大きくなってきます。
流氷帯に入りました。白い氷の世界が広がります。
1階のデッキからは流氷が割れる様子を間近で見ることができます。寒いですが迫力があるので、デッキで見るのがおススメですよ。
17時半に帰港しました。もう真っ暗です。
流氷が間近に見え、感動しました。とにかく寒かったのですが、寒さを我慢してでも見る価値は十分ありました。防寒対策はしっかりしてくださいね。
公式サイトはこちら。
冬の醍醐味、流氷観光|網走流氷観光砕氷船 おーろら 公式ホームページ
翌日、網走から紋別へ行きました。
紋別・ガリンコ号2
ガリンコ号2です。網走のおーろらに比べると小さく、鮮やかな赤が目立ちます。
夏はクルーズのほかに釣り船にもなるそうです。
10時半の便に乗船しました。中国からの観光客も多かったです。
出港直後、船上から見た紋別港です。紋別港には薄氷が漂っていました。
船が進むにつれ、だんだん氷が大きくなってきます。
流氷帯に突入。氷の上に雪が積もり、一面真っ白です。
船の前方がおススメです。ドリルが回転し氷を砕く様子が見えますよ。
「ガリンコ号」という名の通り、流氷の中を進む時はガリガリと音がして船が揺れました。
真っ白な世界が広がります。
寒いですがなかなか見られる光景ではないと思うので、頑張ってデッキに立っていました。
このカモメは人間に慣れているようで、船と一緒に飛んでいました。
紋別港に帰港。
船を降りると、紋別のゆるキャラである紋太(左)とモンベモン(右)が待っていました。
ガリンコ号でもしっかり流氷を見ることができて楽しかったです。
公式サイトはこちら。
2つの流氷砕氷船を比べてみて
正直、どちらも良かったです(笑)
それぞれの船に特徴がありますしね。
行程の都合上などでどちらかを選ぶならば…以下の理由からおーろらにすると思います。
- アクセスのしやすさ ← 紋別空港より女満別空港の方が飛行機の便が多い
- おーろらの方が船が大きく、予約が取りやすい
原因ははっきりしませんが流氷は年々少なくなっているそうで、今シーズンは特に流氷が来るのが遅かったようです。
初めての流氷旅行で十分に流氷を体験できたのはラッキーでした。寒さ以上に流氷の思い出がしっかり残りました。
以上、流氷砕氷船・おーろら&ガリンコ号の乗船記事でした。
JR北海道の流氷ノロッコ号は別記事でご紹介しますね。
昨年は飛行機のマイルを使って石垣島へ行きました。
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