最近の定期預金の金利は、悲しくなるほど低いですよね。
先日、近所のJAで1年で0.35%という定期預金キャンペーンがあったため窓口を訪ね、そこで「JA組合員」を知りました。
農業をされている方にはなじみが深い制度ですよね。親の代からサラリーマン家庭の我が家は今回初めて知りました。
JA組合員について
出資金を支払うことで組合員になります。
組合員は2種類
- 正組合員 → 農業を営んでいる
- 准組合員 → JA管内に在住・勤務者
メリット
- 出資配当金の受け取り(業績により変動)
- 定期預金に優遇金利が適用
- 住宅・教育ローンの借り入れ
- 広報誌の送付
加入条件やメリットはJAによって異なります。
配当金は業績により変動し、我が家の近所にあるJAでは昨年は1%だったそうです。
注意点
もし加入しているJAが倒産してしまった場合、出資金は戻ってきません。ここが定期預金と大きく異なるところですね。
JA窓口の方に失礼でしたが「つぶれることはありますか?」と聞いてみました。
すると「今までの例からすると、もし業績が悪くなってもすぐにつぶれることはなく、近くのJAと合併するなどしてきました。もちろんつぶれる可能性はゼロはありませんが。」という回答でした。
手続きをすると脱退もでき、出資金は返金されます。我が家は転勤族のため管外への転居の可能性が高く、この点は安心できました。
ちなみにJAへ行くきっかけとなったキャンペーン金利は、組合員限定のものでした。
定期預金の金利と出資配当金を比べてみて、定期にする予定だった10万円を出資金にして准組合員になりました。今年の配当が楽しみです。
地元の農業を応援
今までは新鮮で安い・地元農業を応援したいという理由から、少し遠いJA直売所で野菜を買っていました。
食べ物は私たちの体を作る大切なものです。なるべく地元で採れたものを、そしてできるだけ国産を選びたいですよね。
今回組合員という制度から、農作物を買う以外にも地元の農業を応援する方法があることを知りました。
以上、地元の農業を応援しながらお得に資産運用もできるJA組合員のご紹介でした。
よろしければお近くのJAをチェックしてみてくださいね。
おすすめトラコミュ