ブログ「ミニマリスト日和」を運営されているおふみさんが3月末に発売された著書を、ようやく読むことができました。
著者について
ほぼ日手帳にほんわかしたイラストをお描きになるおふみさん。癒されます。
ブログはこちらです。
『「何もない部屋」で暮らしたい』にも、スッキリとしたお部屋が掲載されています。
本の概要
元々はモノを捨てられないマキシマリストで、毎日着て行く洋服に悩んでいたおふみさん。しかし現在は、大好きな服しかないクローゼットを手に入れておしゃれを楽しんでおられます。
そんなおふみさんの定番10アイテム、制服化の着回し術、大好きな服だけが残るワードローブ作りのコツが紹介されています。
特におふみさんは骨格診断が私と同じウェーブなので、とても参考になりました。
心に響いた3つのポイント
- 美を意識する時間を持つ
- 「時が止まった人」にはなりたくない
- 少数精鋭を着倒してアップデート
美を意識する時間を持つ
最近思うのは、人生における「美を意識する時間」が長いほうがいいな、ということ。美もへったくれもない色気ゼロの部屋着で夫と過ごす時間が長いってどーなの?!ということ。
外にもギリギリ出られるような服を常に着ていたい。でもリラックスしたい。
この部分を読み、ドキリとしました。
結婚17年目で子育て中の私、色気はゼロどころかマイナス(笑)。美を意識する時間は、はるか彼方です。
旦那様を意識される部分から、27歳のおふみさんの若さを感じました。
夫の目はともかく私は主婦で家にいる時間が長いからこそ、部屋着は自分が気に入っていて着心地のよいモノ(そして外出可)を選びたいと思いました。人生で長い時間を過ごす部分にお金をかけることで、よりハッピーな気持ちでいられるのではないでしょうか。
夏はここ数年、家の中では通年下着として着ているこちらのカップ付きタンクトップ1枚で過ごしていました。着心地がいいのですが、上になにか羽織るなどをする必要がありそうですね。(色は黒で、宅配の対応や外出は半袖Tシャツを着ますよ)
「時が止まった人」にはなりたくない
自分のスタイルを決めたいけれど、何十年も同じ眉毛のような、時代遅れで時が止まった人にはなりたくない。
化粧、眉毛、髪型はこまめにアップデートして、時代の雰囲気を取り入れた人でいたい。
自分のスタイルを決めると楽そうですが、固執すると「時代遅れ=時が止まった人」になる恐れも。若さと言う面で時が止まるのならうれしいですが、そうはいきませんよね。
年とともに顔の輪郭やシワ・髪質も変化するのに、いつまでも同じスタイルでいるのはなんだか不自然。むしろ変化を楽しんでいきたいと思いました。
そのためにも取り入れる・取り入れないは別として、流行はチェックしておいた方が良いと思いました。最近は雑誌もスマホやタブレットで見ることができますし、ブログやインスタグラムでも流行のスタイルやプチプラコーデをチェックできます。
もし眉毛や髪型を失敗しても伸びるまで少し我慢すれば済むことですしね(笑)。変化を恐れずチャレンジしていきたい、そんな気持ちが湧いてきました。
少数精鋭を着倒してアップデート
毛玉がついて傷んできている高いニットと、真新しいユニクロのニットなら、後者の方が清潔感があるなと思うのです。消耗品ほど手頃な価格のものを、こまめに買い替えた方がいいと考えています。
もう着ないのに買った値段を考えて処分できない洋服を抱えていた私は、痛いほど共感しました。買ったときの値段が高ければ高いほど、手放すのが惜しくなりませんか?
ニットや洗濯頻度の高い半袖Tシャツなどは、消耗品と割り切る大切さを改めて感じました。逆にコートなどは、定番型だと長く着られそうですね。
少数精鋭でお気に入りの洋服に囲まれた幸せというのは、ミニマリストの本やブロガーでもよく耳にしますね。私のワードローブもそうなれるようにしたいです。
まとめ
この本を一言で言うと「一軍のファッションアイテムだけを持つヒントをくれる本」と言えるのではないでしょうか。
美を意識する時間を持つ = 自分と向き合うこと、その結果得られたクローゼットにはお気に入りばかりが詰まっています。そのためもう着て行く服に迷うことはなく、何をきてもゴキゲンでいられますね。
人間と洋服は切っても切れない関係。おふみさんを見習って私も「この服があれば大丈夫」という定番アイテムを見つけたいです。迷う時間や着心地が悪い、着ていて気分が上がらないといったストレスを減らすことで、楽しい毎日を過ごすことができそうですね。
おふみさん、素敵な本をありがとうございます。これからもブログ更新を楽しみにしています。
本書はこちらです。
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