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「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法」尾崎友吏子著を読んで。家中のモノを減らす工夫がいっぱい

cozy-nest 本表紙

 

ブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」を運営されている、オズさんこと尾崎友吏子さんが出版された本を読みました。

 

著者について

ブログで時短家事・少ないモノで暮らすコツを数多く紹介されている尾崎さん。いつも参考になります。

www.cozy-nest.net

 

本の概要

尾崎さんは「モノを減らす」というたった1つの方法を見つけたことで生活がずっとラクになり、日々「ゆとり、豊かさ、自由」を感じる暮らしをされています。その様子はブログからも伝わってきます。

 

本書では、具体的にモノを減らす方法や時短家事のコツが紹介されています。本を開いてまず驚いたのが、目次の細かさ。家中のあらゆることに関しての細かい説明と解決法が載っており、まるで参考書のよう。何度も見直したくなります。

本書は、私が実際に減らした「モノ」に焦点をあてて、「モノを減らすことで家事や家計をラクにする方法」をご紹介します。

 

心に響いた3つのポイント

  • 無しで過ごせるかを実験
  • 水・空気・包装紙を買って保管しない 
  • 「好き」を優先するモノ選び

 

無しで過ごせるかを実験

cozy-nest 無しで過ごせるか by pixabay

 何が必要で、何が必要でないか、わからない時には、見えないところに仮置きして、いるモノだけを戻すという方法もあります。

「いらないかも」と思ったモノを、期間限定で目の届かないところに仮置きして、なしで過ごせるか実験してみると、そのモノが自分に本当に必要なものかがわかります。

なしで過ごす実験は、大型家具でなければすぐにできそうですね。意外なことに無くて大丈夫だった、家にあるもので代用可能だった、というモノが出てきたらラッキーです。

さらに、仮置きにより生じるスペースによって必要なモノが使いやすくなった、余裕が心地よかったというメリットも出てくるかもしれません。

 

いきなり処分すると「しまった!」と後悔したり、家族の反対にあうことも。仮置きだけならいつでも元に戻すことができます。私は特に、家族の説得に有効な手段だと思いました。

 

水・空気・包装紙を買って保管しない

cozy-nest 水もの by pixabay

買い物をする時は、「水分が多いもの」は、重いし、容量が大きく収納場所を取るので、選択肢があるならコンパクトなモノを買うようにしています。また、個包装のものはかさばり、ゴミも増えます。

紹介されていたものの一部です。

  • スポーツ飲料 → 粉タイプ
  • ツナ缶 → レトルトパックのツナ。缶を捨てる手間もないし、缶の水切りも不要
  • ティーバッグ → 個包装していないティーバッグ
  • カップ麺 → ノンカップ麺 

 

こちらのレトルトパックのツナが紹介されていましたが、残念ながら近くのスーパーにはありませんでした。ネットでは買えます。缶を洗って指定日に出す手間がなくなるのはいいですね。

 

我が家では、以前は段ボールの水を購入していました。水自体は美味しかったのですが、玄関→台所の棚の移動と段ボールや水の袋といったゴミの処理がネックでした。

現在は、本体が小さいアルカリイオン整水器を使っています。カートリッジを変えるだけなので便利ですよ。

www.hoshinokiiro.com

 

「好き」を優先するモノ選び

cozy-nest 好きを選ぶ by pixabay

「安い」だけで、モノを買わなくなりました。逆に、豪華、高級、華美なものも、選びません。選ぶのは、長く愛着の持てる、好きなもの。

 

尾崎さんの「好き」の基準はこちらです。

  • 気持ち良い
  • 誠実に作られている
  • 材料や製法がわかりやすい
  • 使い込むうちにますます美しくなる

 買い物をする時、「安い」というのは判断のひとつになるかと思います。しかし、価格にはたいてい理由があるもの。なぜ安いのか・高いのかを考え、納得できたら買うという選び方をしていきたいと思いました。

 

また、 「モノにストーリーがある」も尾崎さんの選び方のひとつです。私はこの部分にも共感しました。モノの背景にある作り手のこだわりや想いを知ることにより、より一層、愛着が沸いて大切に使うことができるのではないでしょうか。

先日ご紹介したTOMATO畑の木製食器も、そのような製品のひとつです。

www.hoshinokiiro.com

 

まとめ

この本を一言で言うと「家中のモノを減らしたい時のお悩み解決本」と言えるのではないでしょうか。

 尾崎さんが実践されて良かったことが紹介されているので信頼できますし、「小さい暮らしで住居費が年100万円以上削減」など具体的な数字から説得力を感じました。

 

同じ息子を持つ母親としても、参考にしたい部分がたくさんありました。これからもブログの更新を楽しみにしています。

「おわりに」のページで登場するこの部分、主婦である私に大きな励みとなりました。

現在、もっともモノを選んでいるのが、消費の中心である私たち主婦。ひとりひとりの力は小さくても、その消費行動が変われば、大きな変化が起こせます。

 

本書はこちらです。

Amazonでは「なか見!検索」で冒頭19ページが紹介されています。細かい目次を見ることができますよ。

 

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