こちらの本を読みました。
著者について
丸山 ゆ利絵(まるやま ゆりえ)
日本初のプレゼンスコンサルタント。アテインメンツ代表
ブログはこちらです→魅力をお金にかえる技術 一流は雰囲気で勝つ
本の概要
海外では出世や成功を目指す人ならだれもが意識する「エグゼクティブ・プレゼンス」。ビジネスの重要な場面で大きな結果に影響をもたらすそうで、ここ数年、日本でも注目が集まっています。
「人の上に立つにふさわしい存在感」や「オーラの正体」ともいえるエグゼクティブ・プレゼンスは、誰でも習得できるとのこと。本書ではエグゼクティブ・プレゼンスを身につけるために必要な「一流の振る舞い」が紹介されています。
心に響いた3つのポイント
- 「イメージ」を演出。見た目が大事
- 自分の言葉の影響力を自覚
- 人前で話すコツ
1.「イメージ」を演出。見た目が大事
一流の人は自分の姿を「他人の目」を通すように厳しくチェックしています。ただ漠然とながめるのではなく「人に見えている自分」をしっかり把握し、必要があれば修正を加えていきます。いわば「自分の印象をマネジメント」する意識を持っているのです。
(中略)一流は「自分はこうありたい、こう見られたい」が明確で、自然とそれを守っているのです。
一流は、顔の表情や血色、眼の状態、振り返った姿、スーツから出るシャツの襟や袖口ののぞき具合など、高い精度で細かく見ているそうです。
もちろん「人は見た目よりも中身」ですが、初対面では第一印象が大切。プライベートでしたら何度か会ううちにその人の本当の姿がわかるようになりますが、ビジネスの席では2回目、3回目があるかどうかさえわかりません。その後の関係が続くかどうかも第一印象しだいではないでしょうか。
現在、我が家には全身鏡がありません。欲しいと思っているのですが後回しになっています。リビングは小2息子が遊ぶため避ける、鏡は壁掛け、離れて見るスペースも欲しい…と思っていると、部屋を片付けないと難しいです。でもこれを機に、全身鏡を置くために(笑)、片づけをしようと思いました。
2.自分の言葉の影響力を自覚
一流の人はネガティブな言葉遣いはせず、言葉には特に気をつけているそう。 紹介されていたポイントをまとめますね。
- ネガティブな言葉を使わない → 聞いた人が不快になるだけでなく、耳に入るだけで無数の反発や嫌悪などの悪影響を引き寄せるリスクが
- 誰が聞いているかわからないを常に意識
- 人の悪口が平気で言える人は、客観的な視点がない → 自分を振り返ることがなく、ものの見方が一方的
- 脳は主語を理解しないので、自分がダメになる → 顕在意識では人のことを話しているつもりでも、無意識では自分を傷つけていることになる
怖いです。ネガティブ発言・悪口はいいことなしですね。
また、一流の人は『自分の言葉の影響力をよく自覚しており、「これを言うことによって何が伝わるか」を考える高度の視点がある』とのこと。言葉に対する責任感が強く、ふさわしい言葉や表現を真剣に選択しているそうです。
これはブログを書く上でも、意識していきたい部分だと思います。
3.人前で話すコツ
「一流の人の話し方を知ると、ある程度のレベルまではほとんどの人が話せるようになる」とのこと。うれしいですね。紹介されていたコツのうちの2つです。
上手なフリをする
自分を「上手な人」と思って、そのように振る舞う。
(中略)
まずは威風堂々と落ち着いた自信のある態度を見せましょう。見ている人は「自信がありそう=実力がある」という判断をするものです。
NGワード
「こんな場所でしゃべりなれてなくて」「あがっているので」「下手なスピーチですみません」といった、「余計なひと言」を言わないほうが賢明です。これでは「自分は下手だ」と宣言しているようなものだからです。
私はソワソワしてしまうなど自信のなさがそのまま出ますし、NGワードもよく言ってしまいます(苦笑)。話す中身に意識が集中しがちですが、外側(態度・フリ)も気をつけていきたいですね。
まとめ
この本をひとことで言うと「一流の振る舞いを学び、外見と内面を磨いていく本」と言えるのではないでしょうか。
「一流」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、オーラや存在感は普段の生活でも持っていて損はないもの。自分の可能性を広げてくれるツールとして、ぜひ身につけておきたいですね。
内面とともに外見も磨いていきたいと思います。
ご紹介した3つのポイント以外にも、会食・接待のルールや人から見える「内面」である服装の重要性についても詳しく載っており、参考になりました。
会食や接待につきましては、こちらの本も参考になりますよ。
「接待の一流・おもてなしは技術です」田崎真也著 を読んで~おもてなしとサービスの違いは大切 – シンプルライフで楽に楽しく
本書はこちらです。
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