蚊帳の生地から作られた白雪ふきん、使っておられる方も多いのではないでしょうか。織物産業が盛んな奈良の蚊帳生地から作られたふきんは、東大寺大仏のお身拭いにも使われているとのこと。
私は、先日いただいて初めて使いました。よかったのでレビューをご紹介しますね。
白雪ふきん・麻入りレビュー
今回いただいたのはこちら。
素材
綿50%、レーヨン35%、麻15%。無地の白のみ。
綿よりも高級な素材である麻が入る事で、耐久性に優れています。
シャリ感があり、さらりとした手触りです。けばが立ちにくいので、ガラスや漆器などを拭くのに適しています。
素材のレーヨンは木材パルプを原料とし、生分解され自然に還る循環型の再生繊維です。綿や麻よりも吸湿性・放湿性に優れ、ニオイも付きにくくふきんには最適です。
白雪ふきんサイトより
使用前の糊落とし
洗濯前のサイズは約30×35センチ。薄いベージュのミシンステッチ入りのシンプルなデザイン。鹿児島産さつまいもデンプンから作った糊張りがしてあり、パリッとしています。
使用前に糊を落とします。40度くらいのお湯と使ってすすぐということで、お風呂で行うことに。お湯が濁らなくなるまで3回くらいすすぎました。
洗濯後のサイズは27×30センチ。1割ほど縮み、手触りがやわらかくなりました。
使用感
- 乾きが早い→梅雨で雨の日が多かったのでうれしい
- 厚地でふんわり→水分を拭きとりやすい
2回折った時の断面は約2センチ。ふっくらしているのに柔らかくて手になじみます。
使いきって自然に還る素材
食器拭き→台拭き→雑巾と、最後まで使いきることができるすぐれもの。素材の綿・麻・レーヨンはすべて自然に還る繊維ということも地球にやさしいですね。
種類によって素材がいろいろ
今回は麻入りをご初回しましたが、種類によって素材が変わります。
麻が入っていない無地ふきんはレーヨン50%、綿50%。
友禅ふきんはレーヨン85%、綿15%。柄が本当に多くて迷ってしまうほど。ジブリやBEAMSとコラボ商品もありますよ。
まとめ
価格は、綿・レーヨンのみのふきんは270円、麻入りと柄入り友禅ふきんは378円です(いずれも1枚・税込)。確かな品質と使いやすさでこの価格はうれしいですね。
自分用にはもちろん、ふきんはどの家庭でも使うものなのでお礼やご挨拶・お中元にもよいのではと思います。相手に合わせて図柄を選ぶのも楽しそうですね。
以上、白雪ふきん・麻入りレビューをご紹介しました。
綿100%でご当地柄のある中川政七商店のふきんも使っています。使い心地はいいですよ。
www.hoshinokiiro.com
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