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【書評】時間とお金にゆとりができる「小さな家」(尾崎友吏子著)。お金のようにモノを循環させるポイント

 

ブログ「cozy-nset 小さく整う暮らし」尾崎友吏子さんの3冊目の本を読みました。

家事がラクになり、時間とお金にゆとりができる部屋づくりのアイディアが満載。

今回は、捨てるだけでないモノの再利用についてご紹介します。

 

循環を考えたモノ選び

少ないモノで暮らすためには、多くの方が今持っているモノを減らす必要があります。

「モノを減らす=捨てる」だけでなく再利用できたらうれしいですし、モノも喜びそうですね。

紹介されていた、再利用=循環に乗せやすい基準がこちらです。

  • 古いほうが価値があるもの→アンティークなど。新品より価値が上がる場合も
  • 素材に配慮したもの→天然素材は不要になった時に土に還る
  • ブランド品→信用の置けるブランド品は、オークション・フリーマーケット・買取で需要あり

捨てる際に中古として使えそうな流動性のあるものを選べば、不要になったときでもお金のように「もの」を循環させることが可能です。

 

ブランド品は譲りやすい

私がバッグやアクセサリーを買取に出した時、ブランド品はそれなりの価格がつきました。まさにブランド=信用だと実感。もちろん元値も高いですが・・・

ブランド品なら買い手が商品の品質や状態を把握しやすいため、売りやすいのです。

 

しかし、必ずしもブランド=高級品ではなく、多くの人が知っていることがポイント。

無名のメーカーの高級品より、名前の通ったブランド品のほうが、どういうものかわかりやすいので譲りやすいのです。

「何年製の無印ベッド」と出品すると、あっという間に買い手がつきました。

実物が見えないオークションなどは、ブランド(メーカー)が頼りになりますよね。似たようなモノがあったら、私も間違いなく知っているほうを選ぶでしょう。

他に好きなモノがあるのにブランドだからという理由で選ぶ必要はないと思いますが、買う時に頭に置いておきたいポイントですね。 

 

おわりに

今回は再利用(=循環)のことを考えたモノ選びのポイントを紹介しました。

このほかにも、

  • 光熱費が安くなる
  • 掃除がラク←尾崎さんは毎朝の掃除機かけが5分!
  • 子どものおもちゃを減らすコツ

など、暮らしを小さくするメリットと具体的な方法がたくさん紹介されています。

「あふれたモノを何とかしたい」「お気に入りのモノだけで暮らしたい」と考えている方にオススメの本です。

本書はこちらです。