ブログ「ミニマリストになりたい 秋子のブログ」森秋子さんの著書を読みました。
秋子さんは家事と育児に追われた生活の中で、娘さんから「本当に何が大事なのか」を教わり、モノを手放すように。今はぐんぐんと幸せに近づいているそうです。
本書では、生活の中での「買わない」「やめる」ポイントが掲載されています。
今回はお金が貯まる習慣の中から「買う気がなくなるとっておきの方法」をご紹介します。
脳内変換で自分をうまくコントロール
買う気がなくなる「翻訳」
「プチプラで高見え」と聞くと、「いいかも!」と思うことはありませんか?
つい「いいな」「素敵」と思ってしまうモノには、キラキラした英語・カタカナ・造語が使われていることが多いもの。
著書では、このキラキラの魔法をとく方法が紹介されていました。
- 「プチプラで高見え」→「安物で高いふり」
- 「ママ友とレストランでランチした」→「母親同士で、食堂でごはんを食べた」
- 「スムージー」→「食べ物つぶし」
いかがでしょう?
魔法をとく方法はカタカナ語翻訳。キラキラ感がグッと減ったのではないでしょうか(笑)
毎日スムージーを飲んでいる我が家は「食べ物つぶし」にショックですが、日本語ではそうなのですよね。確かに「離乳食ぽい」と思う時があります。
よく使われる「フェイク」「ライク」「風」を変換すると、
- 「フェイクグリーン」→「にせ植物」
- 「ホテルライク」→「にせホテル」
- 「シチリア風」→「にせシチリア」
おしゃれ感はどこへやら。「やりたい」「欲しい」という気持ちがサーっと冷めてしまいそうです。
もし、翻訳後も「欲しくて買う」と決めたら、それは納得したよいお買い物で長く愛用できるのではと思います。
ちなみに我が家は「北欧風」の布を夫のお弁当包みに使っています。買う時は翻訳しませんでしたが、今でも気に入っています。
☆北欧アルテック風☆『カラフル格子』コットン100%オックスプリント生地/布/チェック/格子/北欧/アルテック風/シエナ/風/
美しい言葉でモチベーションをアップ
反対に、自分がやっていることを美しい言葉に変えてみる方法がこちら。
- 「家で一人で簡単に食べた」→「家でデトックスランチして自分時間を楽しんだ」
- 「節約生活を続けている」→「大切使いをしています」
すごくいいと思いました。
特に料理は、味がおいしくても
- 短時間で作る→手抜き
- 手間暇をかける→立派
というイメージがありがちですが・・・
料理をする主婦目線で「時短でおいしい=(ビジネスで求められる)効率化を極めた料理」と脳内変換すると、モチベーションアップにつながりそうですね。
まとめ
- カタカナ語翻訳でキラキラの魔法を解く
- 美しい言葉でモチベーションをアップ
同じモノ・行動でも、考え方や表現のしかたで大きく変わるもの。
本当にしたいことや欲しいモノといったぶれない自分軸を持つことで、より充実した暮らしを送りたいと思いました。