9月はじめに京都で開催された、ブログ「少ない物ですっきり暮らす」やまぐちせいこさんの講座に参加しました。
定員80名のところ120名に増席という大人気の講座。
内容は、モノの減らし方・すっきり見せるテクニック・モノを増やしにくい買い物の仕方など盛りだくさん。とても勉強になりました。
私が特に印象に残ったのは、親の家の片づけでした。
やまぐちせいこさん講座in京都
やまぐちさんの印象
やまぐちさんといえばボーダーというイメージが私の中にあり、白×黒のボーダートップスを目にした瞬間「あ、ご本人だ」となぜかホッとしました。
ブログアイコンそのままのお顔で話し方が優しく、「~けん」という語尾から九州らしさを感じました。私は3年ほど九州に住んでいたのでなつかしかったです
親の家の片づけ
アラフォーの私の親は70歳前後。幸いにも今は元気ですが、実家の片づけや介護は遠い未来の話ではありません。残念ながら両実家ともモノが多い…
親の家を片づける時のポイント3つです。
- 安全面をアピール
- 生きがい・価値観を尊重
- 片づけすぎない
1.安全面をアピール
年を取ると体力が低下し、運動神経が鈍くなったり重いモノを持てなくなります。
「モノを処分するもったいなさ」より「モノが原因のケガ防止」のほうが何倍も大切。安全面をアピールすると理解してもらいやすくなります。
- 床に置かない←転ばないように
- 高い所に置かない←落下防止&踏み台もケガのもと
2.生きがい・価値観を尊重
同じ敷地内に住むやまぐちさんの義両親のお宅には冷蔵庫が4つあるそう。
お義母さんが料理好きであることと、農家どうしのつき合いで食べ物をもらうことが多いためで、ちゃんと使っておられるとのこと。
ここで「冷蔵庫は1つで十分」という価値観を押し付けるのは、義両親のスペースに土足で踏み込むこと。お義母さんの料理を楽しむ時間を奪い、もらった食べ物を腐らせてしまうことになりかねません。
必要なモノは人それぞれなので、相手の生きがいや価値観を尊重するのが大切ですね。
3.片づけすぎない
「隠す収納」のほうが見た目がスッキリしますが、どこにあるか分からなくなってしまうというデメリットも。
何十年も同じ場所に住んでいるとモノが多くても置き場所を覚えているため、収納を変えてしまうとかえってわからなくなるとのこと。
お年寄りがよく言う「昔のことはよく覚えているのに、最近のことはすぐ忘れてしまう」と同じですね。
高齢者が使いやすいのはひと目で分かる収納。色でアイテムを分けるのもおすすめです。
おわりに
親の家を片づける時の3つのポイントです。
- 安全面をアピール
- 生きがい・価値観を尊重
- 片づけすぎない
一緒に住んでいる夫や息子とのお片づけにも当てはまる部分が多いと感じました。
講座を聞いてお片づけのモチベーションがぐっとアップ。日帰りで大分から飛行機でお越し下さったやまぐちさん、ありがとうございました。
以上、やまぐちせいこさんの講座レポでした。11月に福岡でも講座が開催されます。
*9月9日 京都講座レポート – 少ない物ですっきり暮らす
やまぐちさんの書評はこちら。
*「服を捨てると幸せが見つかる」を読んで。自分と向き合うことで起こる変化とは
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