「断捨離」という言葉を考案し、クラターコンサルタント(クラターとはガラクタ)のやましたひでこさんの本を読みました。
この本は具体的な片づけの方法ではなく、片づけの基となる考え方が載っています。
今回は、この本の中で私が目からうろこだった「おまけ付き商品、割安商品に執着してしまう理由」を紹介します。
おまけつき商品を買ってしまう理由
それはラッキー体験をしたいため。
おまけが付いている=ラッキー体験で、買うことで「ラッキーな私」を確認できます。
おまけつき以外にも、
- 割安商品
- 2つ購入で割引率アップ
- ポイント〇倍
と聞くと、つい買ってしまうことはありませんか?
これらも全て、ラッキー体験に憧れているためです。
なぜラッキー体験に憧れるの?
裏側に「自分は運が悪く、ツイてない人間」だという意識があるため、ラッキー体験に執着してしまうのだそう。
また、過去のラッキーな体験に執着している場合もあります。
福袋を買う心理
中身が分かっている場合を除き、何が入っているか分からない福袋を買うのも似たような理由が。
福袋はラッキー体験に加えてワクワク体験も加わります。
- 定価にすると購入価格の何倍にもなる←ラッキー体験
- 何が入っているのだろう?←ワクワク体験
これも、普段の生活でワクワクすることがない、または過去のワクワク体験に執着しているためです。
断捨離の基本に戻る
断捨離の基本スタンスはこちら。
自分にとって不要・不適・不快なモノを捨てて、必要・適切・快適なモノを自分で感じとって購入すること
これに当てはめると、
過去のラッキー体験やワクワク体験への固執、現在のアンラッキーな自分やワクワクしていない自分という思い込みは、不要・不適・不快なモノ。
となります。
自分が何に執着しているかに気づくことで、
執着は不要なモノだと感じる
↓
手放す
↓
不要なモノが入らない、モノを手放す
↓
今が快適になる
のではないでしょうか。
まとめ
- おまけつきの商品買ってしまうのは、ラッキーな自分を確認するため
- 福袋はラッキー体験+ワクワク体験
- 過去のラッキー体験への執着と現在のアンラッキーの思い込みを捨てる
本格的に片付けを始めて3年。何度も断捨離という言葉を使っていきましたが、改めて「断捨離とは何か?」を考えるきっかけとなりました。
執着や思い込みを山ほど抱えている私ですが・・・
買い物という行為にラッキー体験やワクワク感を求めず、必要なモノや本当に欲しいモノ(体験)に注目をしながら片づけを進めて行きたいと思います。
こちらの本も気になります。
↓ビジネス書・お片づけ・健康と、ジャンルを問わず本を読むのが好きです↓