パーソナルスタイリスト・政近準子さんの本を読みました。
本書は服の本ですが着こなしの仕方などは全くなく、生き方や衣食住について書かれています。
私は三姉妹の長女ですが、「きょうだいの何番目に生まれたかが外見や服装に表れる」というページ書かれた長女の特長に当てはまる部分が多くてビックリ。
今回は、生まれ順と性格やファッションとの関係を紹介します。
よろしければ、ご自身に当てはまる項目をご覧くださいね!
長女の場合
第一印象でまじめそう、保守的、しっかりしている、きちんと感があるというイメージを持たれるのがだいたい長女。
- 母親の影響を強く受ける。
- 親が過保護であってもなくても、どこか自由になれない
- 恋愛や仕事も母親が”許してくれそう”、”喜びそう”というものを選びがち
- 服装は母親の好みに影響されやすい
自分の個性より「姉」の人格を気にしがちで、母親の呪縛から逃れられないことも。
ポイントは母親からの解放です。
長女はファッションにおいても人生においても「解放」がキーとなる
私は三姉妹の長女
子供時代は女の子らしいフリルがついた服にスカートが多く、ズボン(パンツ)はほとんど履きませんでした。
「当たり前」だと思っており、Gパンを初めて履いたのは大学生になってから。
それが母親の影響を受けていた、ということなのでしょう。
ファッション以外は母より父の影響が大きく、大学合格まではとにかく勉強第一。
高校・大学を選ぶ一番のポイントは父が納得してくれること。その次に自分がやりたいことでした。
今思うと、大学入学で実家を出てから自由になれたのかもしれません。
末っ子の場合
- 世渡り上手
- 親の子どもに対する執着がいい意味で抜けている分、臨機応変に育つ
- 自由度の高い服装ができ、おしゃれな人が多い
- 恋愛は本命にたどり着くには少し苦労するかも
- 甘えん坊のためTPOをわきまえる装いが少し苦手
独立起業的な仕事に就く人は次女や三女が多く、ファッション業界にも当てはまるのだそう。
おしゃれな人…長女の私からするとうらやましいです。
確かに8歳下の妹(三女)はファッションの趣味が明らかに違うと感じます。多分妹も、私の服装に「うーん(苦笑)」と思っているかもしれません。
末っ子に唯一足りないのは「常識」と「基本」
真ん中っ子の場合
上と下のきょうだいに挟まれているため、いちばん家族を客観視できます。
- コミュニケーション能力にたける
- 親との距離感がちょうどよい
- 見た目よりも自立心が強め
- 恋愛も要領がよい
- あまり主張や個性を持たない服装
年上にも年下にも慕われる高い社会適応力を活かし、服装でも自分らしさをアピールできるようになると、存在感が出てくるとのこと。
私の3歳下の妹(次女)はシンプルな服が多いですが、バッグや靴の小物で個性を出しているようにも感じます。
真ん中っ子に必要なのは、あと一歩の自己主張
ひとりっ子の場合
小さい頃から思考が大人寄りで、特に母親の影響をダイレクトに受けている。
- 両親の愛情をひとりじめ→心が安定
- きょうだいのいる長女と違い「私がしっかりしないと!」が少ない
- 自分が家庭の中心で競争心が少ない
- 色や柄をあまり好まずシンプルなファッション
- 大人社会で育つため、少し古めかしいセンスになりがち
上品、上質、セオリーはすでに身につけているので、多くの価値観と触れ羽を伸ばしてファッションを楽しむのがおすすめとのこと
我が家の一人息子(8歳)はトップスはボーダー・ボトムスは無地のシンプル好きで、まさにその通り。それ以外の柄物は選びません
古めかしいセンスにならないように気をつけなくてはいけませんね!
ひとりっ子に必要なのは、人生の冒険。ファッションも同じ
おわりに
ご自身の生まれ順で、当てはまる部分はありましたか?
これまでの環境が服に影響を与えるのなら、服によってこれからの生き方を大きく変えていけるということ。
何か上手くいかない時は服を変えてみるのも一つの方法だ、という勇気をもらいました。
同じ著者のこちらの本も面白かったです。
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