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【書評】子どもに教えたい「お金の知恵」(本田健 著)。親がお金と健康的につきあう4つのポイント

 

お金について多くの本を書かれている本田健さんの本を読みました。

副題は『「一生お金に困らない子」に育つ47のルール』。小3息子の母親としてはとても気になるテーマです。

前半の基礎編は中学生くらいでしたら理解できる内容ですが、お金の知識が少ない私は「なるほど」の連続。

今回は、お金と健康的につきあう4つのポイントを紹介します。

 

お金と健康的につきあう4つのポイント

1.価値観を見直す

子どもが成長した時にお金に対して持つ価値観は、多くの場合親の影響を大きく受けるのだそう。

もし親がお金を使う時にいつも不安に思っていたら、子どももお金を使うことに不安を感じるようになってしまいます。

お金を使う時も受け取る時も、できるだけ喜びと感謝の気持ちでいたいですね。

 

2.日常のお金の流れを意識

お金には3つの機能があります。

  • 交換(物やサービスとの交換を便利にする)
  • 蓄積(価値が腐らないまま)
  • 増殖(銀行の利子・投資や株の配当など)

1つのモノなのに複数の機能があるため、使い分ける知恵や知識が必要になります。

まずは大人が勉強し、日ごろから子どもと話し合う機会を持てるようにしたいですね。

お金に振り回されないためには、お金について学ぶことです。

 

お金について学ぶ

 

3.お金抜きで考える

「安いから買おう」「お金がかかるから旅行はやめよう」など、暮らしの中でお金に影響されることは多いのではないでしょうか。

それは、知らず知らずのうちにお金の制限に支配されていること。

まず、このお金の制限に気づくことが大切。

そしてお金の問題を抜きにしてやりたいことを実現する方法を考えると、お金の援助があったりチャンスが訪れるなどで、案外可能性があるのだそう。

お金があるかないかで、幸せを決めてしまう必要はないのです。

 

4.お金の奴隷にならない

お金に対する感情は

  • ポジティブ→喜び
  • ネガティブ→心配や遠慮

に分かれます。

しかし「お金のことで家族の言い争いが絶えない」「お金の貸し借りで友情がなくなる」という話をニュースで耳にすることからも、案外ネガティブな感情が大きいのではと感じます。

このような無意識のうちに植え付けられた感情によって、私たちの人生は縛られがち。

ですが、お金と感情を一度切り離して見つめ直すことで、お金と等身大で付き合うことができるのではないでしょうか。

お金とどういう関係になるかは、自分自身が選ぶこと

 

お金の奴隷にならない

 

まとめ

  • 価値観を見直す
  • お金について学ぶ
  • お金抜きで考える
  • お金との関係は自分で選ぶ 

本書の「お金を学ぶことは、人生について考えること」という言葉がとても心に響きました。

人間にとってお金は一生つきあっていく大切なもの。

息子にお金の苦労をさせないためにも、まず親である私がお金と健康的につきあっていきたいです。


初めて行ったキッザニアがとても楽しかったようで、もらったお金(キッゾ)を大事に数えていた息子。将来の仕事の参考になればいいなと思います。

 

 

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