最新科学にもとづく、誰でもどんな状況でも成長する方法が書かれている本を読みました。
最高のパフォーマンスにとって重要なポイントは3つ。
- 負荷+休息=成長
- ルーティンを作り、1日を自分で設計
- 目的
参考になる部分がたくさんでしたが、その中にミニマリストになるという部分が 。
シンプル&ミニマムな生活を目指す私にとって印象的だった部分を紹介します。
小さな決断でミスを連発
最近の調査に 「内科医は1日の経過と共に消耗していき、診断ミスを犯す確立が高くなる」という結果があります。
つまるところ、医師もしょせん人間だということです。
診察の終了時間が近づくにつれて疲弊(ひへき)して誤診をしやすくなるのです。
病院へ行く時は、朝イチや午後イチが良さそうですね
医師という特別な仕事にかかわらず、普段の生活で決める
- Tシャツの色
- シャンプーのブランド
- キャンディーの種類
といったそれほど頭を使っていなさそうなことでも脳には負担がかかっており、エネルギーを消費してしまうそう。
人間はたとえシンプルなことでも「たくさん判断を下すうちに疲れてしまい」、その後の行動でパフォーマンスが落ちる
考えるエネルギーは総量が決まっている
人間の意志力には限度があり、1日に何度も意志力を使ううちに枯渇していく
「限られているのは時間や体力だけでなく、意志力も」に目からうろこでした。
意志力=考えるエネルギーも限られているのなら、大事なことに使いたいですね。
そのために紹介されていたのがミニマリストになるです。
自分にとって重要なことやミッションをハッキリさせることで、
- エネルギーを注ぐ価値があるものを見極める
- そうでないものは、最小限のエネルギーしか使わない
というように、限られたエネルギーを効率よく使うことができます。
エネルギーを注ぐ価値があるものは何かを見きわめ、それ以外のことには最小限のエネルギーしか使わないようにしよう。
「面倒くさい」は体の防衛反応?
最小限のエネルギーで済ますものを選ぶひとつの方法として「面倒くさい」がヒントになるのではと思いました。
本当にやりたいことならば、きっと面倒くさいより楽しいが上回るのではないでしょうか。
「面倒くさいと思うのは自分がズボラだから」と思っていましたが・・・
もしかすると疲れないための体の防衛反応のひとつなのかもしれません。ズボラを正当化しすぎでしょうか(笑)
おわりに
以前より生活をミニマムにすることで「暮らしやすくなった」と感じてきましたが、成長術にもつながるとはうれしい発見です。
「限られた時間・体力・意志力(考えるエネルギー)を大切なものに使い、それ以外は最小限に抑える」というミニマリストの考え方。
本当にやりたいことをするためのシンプル&ミニマム生活。おすすめです!
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