「好きなことを仕事にしたい」と思いつつも、実際はそう上手くはいかないということはありませんか?
今回はTBSに約20年勤めた著者が、一緒に仕事をして魅力的に見える人・成功している人に共通するコツについて書かれた本を紹介します。
読んでみて「好きなことだけで生きていく」は今すぐは無理でも、コツをやり続けていけばできそうという希望が持てました。
印象的だった3つのポイントを紹介します。
気になることはすぐ「検索」
どんなに楽しいゲームでも、やり方やルールを知らなければ楽しめないもの。
人は、知らないものを「好き」にはなれません。
逆に、その物事について知っていることが多いほど「好きなこと」になる可能性が高くなっていく
今はスマホですぐに検索できる時代。
いろいろなことに興味を持つ→知らないことは調べることで、新たに好きなことが見つけられそうです。
検索をして面白くなくても「好きでないことがわかった」という収穫が。
「あとで調べよう」と思っても大抵のことは忘れてしまうもの。すぐに調べる習慣を身につけたいですね。
情報をアイディアにつなげる
「新しいものを作る」時に、ゼロから作り出そうとすることはありませんか?
しかし、世の中で「新しい」とされているものの多くは本当の意味で「新しい」のではなく、「既存のもの」同士の組み合わせから生まれることが大多数なのです。
たとえば、乳酸菌チョコレート←乳酸菌×チョコレート、相撲ブーム(相撲×女性)のように
組み合わせを考える材料として役立つのが「情報」ですが、ただ得るだけでなく、ひと手間をかける必要があります。
それは、
一つひとつの情報に対して「どうして?」と考えてみる
です。
- 〇〇が売れている→どうして売れたんだろう?
- 人から「〇〇がおもしろい」と言われた→どうしてあの人は、おもしろいと思ったんだろう?
と考えてみることで、情報というアイディアの種から花を咲かせることができるそう。
先ほどの検索と同じように、習慣にしたいですね。
成功できる人とできない人の違い
「好きなことだけやって生きていく」ためには、「好きなこと」で成功する必要があります。
紹介されていた成功していない人の7つの共通点です。
- 出会いを無駄にする
- 理由をつけて、すぐに諦める
- 他人の目を気にしすぎる
- こだわるポイントが的外れ
- テクニック論に走る
- 自分の善悪の基準で、物事を判断する
- 「私は違う」と、すぐに言う
逆にすれば、成功している人の共通点に。
- 一つひとつの出会いを大切にし、関係性を長く続ける
- うまくいかなくても、ある程度の期間、継続して努力できる
- 「もう少し他人の目を気にした方がいいのでは」と心配になるくらい大胆
- 本当に大事な表現以外は、信頼して周りに任せる
- 技術は手段のひとつにすぎないと考える
- 仕事相手や受け取る側の基準を観察し、合わせる
- 自分を特別とは思わず、本当に大事な一部を除いて他人のアドバイスに素直に従う
いかがでしょうか?
成功するためには成功者のマネをするのが近道。私も思い当たる点を直していきたいです。
まとめ
今回紹介したポイント3つです。
- 気になることはすぐ検索
- 「どうして?」で情報をアイディアにつなげる
- 成功している人の7つの共通点
いきなり「好きなことだけやって生きていく」のは難しいですが、できることから始めて「好きでもない仕事」に使う時間を減らしていきたいですね。
↓ビジネス書・お片づけ・健康と、ジャンルを問わず本を読むのが好きです↓