家事や育児で慌ただしい毎日を過ごしている私。
「静かに自分と向き合いたい」と思い、1人でお寺に泊まって修行体験をしました。
奈良県にある信貴山・玉蔵院(しぎさん・ぎょくぞういん)です。
信貴山・玉蔵院で修行体験
信貴山の由来
毘沙門天をまつるお寺として、聖徳太子によって「信ずべし・貴ぶべき山」として開かれた信貴山。
毘沙門天が聖徳太子の前に現れたのが寅の年・寅の日・寅の刻であることから、寅に縁の深いお寺として知られます。
▷信貴山 朝護孫子寺 公式ホームページ 【信貴山真言宗 総本山】
アクセス
奈良県の北西部、大阪寄りの山の上にあります。
交通アクセスが良好。電車とバスを使って大阪から約1時間・奈良から約40分です。
JR王子駅
JRの最寄駅は王子駅。
改札を出てすぐ横にエスタシオンカフェ(JR西日本系のカフェ)があります。
階段を降りるとヴィドフランス・吉野家・モスバーガーも。
信貴山へは奈良交通のバスで向かいます。(1時間に1本ほどしかないので要注意)
信貴大橋〜信貴山へ
王子駅から約25分で、信貴大橋バス停に到着。
橋から見えるのは開運橋。バンジージャンプもできます。
バス停横にある駐車場の右側の道を登り、突き当たりを左へ進むと観光センターがあります。
信貴山の地図やお土産があり、カフェも併設。
世界一の大寅
信貴山で見ておきたいスポットのひとつ、張り子の大寅。
実は、顔がゆっくりと動きます。
玉蔵院
信貴山には3つの宿坊があり、こちらの玉蔵院でお世話になりました。
玉蔵院の修行体験は日帰りと1泊2日の2種類。今回は気合いを入れて1泊です。
受付で抹茶とお菓子のおもてなし。
暑い日だったので冷えた麦茶もいただきました。
修行体験(1日目)
宿泊者は何組かいましたが、修行体験は私だけ。
1日目の修行は15時スタート。このようなスケジュールで行われます。
- 法話と説明
- 百八礼
- 阿息観(瞑想)
- 食事作法と般若心経
- 夕食(18時〜)
百八礼はご真言を唱えながら、
膝をつく→正座→額をついて礼拝→立ち上がる
の動作を108回繰り返すもの。煩悩の数と同じですね。
説明を入れて30分間でしたが、私は動きが遅くて52回しかできず。スクワットよりしんどいです!
2日間ほど太ももの前側が筋肉痛になりました。
夕食
20畳の大きな部屋に準備されていました。
食事前にお寺さんと般若心経を唱えてからいただきます。
肉や魚を使わない精進料理ですが、種類が多くボリュームたっぷり。
梅肉を挟んだ長芋の天ぷらが特においしかったです。
夜の信貴山
夕食後はフリータイムです。
外へ出てみると人はほとんどおらず、静かな雰囲気。
部屋にはテレビがなく(ネットは使えます)、非日常感を味わいました。
翌日は朝5時から護摩祈祷ということで、早めに就寝。
2日目に続きます↓
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